ワタクシ的茶碗三杯・アラカルト

食と心のつながりについて描く、イラストエッセイBLOG

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【ホームヘルパー2級】【障害者(児)ホームヘルパー2級】
と同時に申し込んだ
【視覚障害者ガイドヘルパー】の講座を受けてきました
(受講したのは2006年9月です)。

受講をキャンセルしてもセットで払い込んだ授業料が
返金されないのがすご~~~く悔しいので、
本職の仕事のゲラ(印刷屋さんから出力された見本原稿)を
100ページほど持って、早起きして横浜まで行ってきましたよ!
ほとんど意地です(笑)。

ホームヘルパーは、施設や在宅で介助するのに対し、
ガイドヘルパーは、街で介助します。
例えば、結婚式に参加したい日帰り旅行に行きたい
お買い物に行きたい…そんな外出時に付き添うのが
【ガイドヘルパー】という職業。

このガイドヘルパーにも…

●視覚障害者ガイドヘルパー(弱視、全盲の方)
●知的障害者ガイドヘルパー
(知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、
 日常生活に支障が生じているため、何らかの特別の援助を
 必要とする状態にある方)
●全身性障害者ガイドヘルパー
(全身にわたる運動機能障害者で四肢体幹機能障害のある方)

以上の3種類があります。
福祉の世界は、資格の種類が細かいんですよね~。

【視覚障害者ガイドヘルパー】は、実技2日間で
定められたカリキュラムを消化すれば誰でも取得できる
無試験の資格です。
視覚には「視力」と「視野」があり、
我々は、情報の80%を視覚から得ているそうです。

この視覚を失った時、人はどうなるでしょうか。

視覚を失った人は、周囲に何があるのか分からないので
一人で動くのが恐ろしくなり、外出はおろか、室内の移動が
できなくなってしまいます。

特に、病気が原因で視覚を失ってしまった後天性の視覚障害は
その事実を受け入れるのに大変時間がかかります。

代表的なのが、糖尿病。
三大合併症と呼ばれる症状の一つに「失明」が挙げられます。
他にも、白内障、緑内障、網膜剥離、脳内出血、脳硬塞…
様々な病気が挙げられます。

我々が街角でよく見かける「サングラス」と
「白杖(はくじょう)」を持った人。盲導犬を連れた人。
「ああ、この人は目が見えないんだな」というのがすぐに
分かりますよね。しかし、必ずしも全員が「全盲」ではなく、
人によっては視野の一部が欠けていたり、目の前で手の動きが
うっすらと見えていたり、あるいは蛍光灯の光すら眩し過ぎる
場合もあります。障害は人それぞれなんですね。

意外だったのは、道に必ず設置されている黄色い「点字ブロック」が
必ずしも視覚障害者の役に立つとは限らない、ということ。

点字ブロックをよくよく観察すると、あれは「直角」に
設置されているんですよね。しかし、人には歩きグセがあり
無意識のうちに蛇行しながら歩行することがある。
人は、直角には曲がらないので、場合によってはカクカクと
直角に設置された点字ブロックが視覚障害者の方向感覚を
狂わせる「障害」となる危険があるのだそうです。
これにはビックリしました。
点字ブロックがあれば、安全に歩行できるものだと
思い込んでいましたから。

しかし、講師に言わせると
「利用者さんを点字ブロックの上に歩かせるのは素人」とのこと。
点字ブロックの刺激が、靴を伝ってゆくワケですが、ヒールを
履いた利用者さんがそこを歩くと痛くなってしまうこともあるので
ガイドヘルパーが同伴の場合は、出来るだけ平坦で安全な道を
歩いてもらえるようにせよ、とのことでした。

また、電車の人身事故には
「直角に設置された点字ブロック(特に柱の周り)
 点字ブロックに乗った通行人、壁になって歩く通行人などで
 視覚障害者の方向感覚を狂わせ、誤ってホームに
 転落してしまうこと」がとっても多いことも知りました。

ワタシは、以前受講した【ホームヘルパー2級】の講座でも、
外出介助(ガイドヘルプ)について簡単に学んでいますが
今回は、更にそれを細やかにしたような感じでしたね。

本日学んだのは
●(アイマスクを付けた)利用者さんと身体一つ分の狭い道を
  一緒に通る
●(アイマスクを付けた)利用者さんと一緒に階段を昇降する
●(アイマスクを付けた)利用者さんをドアに通らせる
●(アイマスクを付けた)利用者さんを椅子(丸椅子、背もたれ
  付きの椅子)に座らせる

などなど。

ガイドヘルプは「言葉による風景の描写」という要素があります。
たとえば「ドアがあります」ではダメで、
「手前に左後方に開く、押すドアがあります」と簡潔に
説明できなければガイドヘルパー失格です。
他にも水平姿勢の維持、歩くスピード、周囲に危険がないか、など
いろんなことをいっぺんにやらなくてはいけないので、実に
神経を使う!しかも長時間!
後ろに目がほし~~~!と思いましたね(笑)。

しかし、これをクリアすれば資格取得なので
仕事を何とかメドをつけて、頑張りたいと思います。
 ガイドヘルパー養成研修テキスト3訂
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目の不自由な方を誘導するガイドヘルプの基本
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視覚障害者にかかわる しごと事典(B5判/約330ページ 12ポイント)
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「障害者」と街で出会ったら
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視覚障害分野の国際交流
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視覚障害者の初めてのパソコン教室 音声パソコンで広がるコミュニケーション CD版
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