ワタクシ的茶碗三杯・アラカルト

食と心のつながりについて描く、イラストエッセイBLOG

1920~1930年代までは、日本人なりの美意識が
しっかりありました。終戦後までは、どうにか戦前の
余韻が残ってましたよ。
でも第二次世界大戦で大催眠術にかけられちゃった
わけなのです。
つまり、軍人たちに
「美は軟弱である」
「文化は国策に反する」ということで、芸術も文化も
ひねりつぶされてしまった。
(美輪明宏)

戦前の写真や映像といえば「セピア色」。
戦時中はカラーフィルムで記録することを禁止
されていたため、戦後生まれの世代は、色のない
世界でしかその記録を知ることができません。
現実にあった風景なのだと頭では理解していても
モノクロのせいか、あまり実感は湧きませんでした。

しかし、このたび海外で大量に発見されたという
フルカラーフィルムで記録された昭和初期の日本の
映像がNHK衛星放送で紹介され、度胆を抜かれました。

フルカラーで蘇る昭和初期の日本。
古さを感じさせない、圧倒的な美しさ。
色彩の洪水。それはまるで映画のように。
花の国日本と称された、昭和10年頃。
これが我が国日本なのかと眼を疑いました。
カラーフィルムは、戦前の華やかな街並みから
戦争を経て焼け野原になった東京を、被爆した人々の
生々しい傷跡まで克明に記録しています。

このカラー映像を観て、美輪明宏さんが語った
「ありとあらゆる美しいものが戦争で破壊され尽くして
 しまった」
その嘆き悲しみがやっと理解できました。

今では8月15日が何の日なのか、知らない子どもが
多いそうです。この映像を家族で観て
話し合うのにとても良いのではないかと思いました。
いや、マジでDVDかビデオが発売されたら欲しいですわ。 
↓BS特集カラー映像記録
よみがえる昭和初期の日本(前編) 忍び寄る戦争の影
よみがえる昭和初期の日本(後編) 戦禍と復興の槌音

関連記事
スポンサーサイト
テーマ:おすすめ! - ジャンル:その他
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
Pass:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://syokuiku123.blog91.fc2.com/tb.php/78-396a6762
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック