ワタクシ的茶碗三杯・アラカルト

食と心のつながりについて描く、イラストエッセイBLOG

「若年性アルツハイマー病」
そして「夫婦介護」に焦点を当てた映画、
渡辺謙主演「明日の記憶」を公開初日に観ました。





■映画のあらすじ■(公式サイトより引用)
物語の主人公は今年50歳になる佐伯雅行(渡辺謙)。
広告代理店に勤めるバリバリの営業部長だ。
家庭を顧みず仕事に明け暮れてきたが、
妻・枝実子(樋口可南子)との夫婦関係は円満、
さらには一人娘・梨恵(吹石一恵)の結婚を間近に
控えて、多忙ながらも充実した日々を送っていた。
大手クライアントとの大規模プロジェクトが
進行しようとするある日、佐伯に小さな“異変”が
起こりはじめる。
仕事仲間の名前や、取引先との約束をうっかり忘れて
しまう。同じ商品を何度も何度も何度も繰り返し
買ってきてしまう。
さらには、偏頭痛が日に日に強さを増していく……。
異変に気づいた枝美子は、佐伯を伴って病院を訪れる。
そして、佐伯には《若年性アルツハイマー病》という
診断結果が下された。
“自分が自分でなくなっていく恐怖”に狼狽する佐伯。
枝美子は、そんな佐伯を固く抱きしめながら言うのだった。
「私がいます。私が、ずっと、そばにいます」と。
一言で語れば「泣ける映画」です。
それも、大泣きではなく、気付けば頬伝う涙が
次から次へと溢れてくる感じ。
心温まる、という言葉だけでは足りないくらいの
大切な気持ちを思い出させてくれる作品です。

これまでにもアルツハイマー病を扱った映画は
数多くありますが、この作品では
「若年性アルツハイマー病患者本人の視点」で
映像化されている点がとても新鮮でした。

ホームヘルパーの実技では
「アルツハイマー病にはこのような特徴的な症状が
 出ますよ」と、ざっと教わりましたが、いまいち
ピンと来なかったんですよね~。

しかし、そこはさすが大ヒット作品「トリック」
「ケイゾク」を生み出した名監督・堤幸彦。
佐伯が幻覚に襲われる場面は「患者本人の視点」に
カメラが切り替わるので、観客が疑似体験できる
仕組みになっています。
なので…ああ、患者にはこういうふうに世界が
映るんだなあ~だからパニック状態に陥るんだな~と
いうのがビジュアル的によく分かります。

渡辺謙と樋口可南子の熱演、素晴らしかったです。
そして、脇を固める実力派俳優陣の演技も。
特に大学病院神経内科医役の及川光博の語りには
胸を打たれました。良い仕事しますね~、彼。
彼が佐伯を説得するシーンでは泣けてしまいました。

切なくて悲しくて、劇的に症状が良くなるわけでも
ないし、淡々とストーリーは進行してゆくけれど
でも、そこには確かな「変わらない愛情」があります。

観客の平均年齢は推定50~60歳くらいかな。
夫婦でご覧になっている方が多かったです。
これからご覧になる方はハンカチをお忘れなく。   
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テーマ:アルツハイマー病 - ジャンル:福祉・ボランティア
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