ワタクシ的茶碗三杯・アラカルト

食と心のつながりについて描く、イラストエッセイBLOG

腸閉塞再発後、ワタシは約13日間、

食事はおろか、水一滴すら飲ませて

もらえませんでした。

栄養はすべて点滴のみ。


主治医によると、レントゲン撮影した腸閉塞再発後の腸はむくみ、
ひどく腫れあがっていたため、万全な状態に戻るまでに時間を
要したからだと伝えられました。
また、手術が無事成功したにも関わらず、腸のむくみが完全に
引かなかったために食べ物の匂いを嗅いだだけで嘔吐したり、
インフルエンザでもないのに39度近くもの高熱が2回も出たり、
腸閉塞によく似た症状に幾度も苦しみました。

この時がいちばん苦しかった…。

だから、左鼻から小腸へ入れられた細長いイレウス管が外れ、
食事のリハビリが始まった時は、涙が出るほど嬉しかった。
身体に異物がないことが本当に有難かったし、コップ一杯の水でさえも
ワタシにはごちそうでした。

しかし、主治医は半年足らずで二度の手術をした身体を考慮し…
主治医の指示
以前よりも厳しい食事制限を、

消化に良い食事を摂ることを指示されました。
では「消化に優しい食事」とは何でしょうか。

たとえば「食物繊維たっぷりで、胃腸に優しい」というフレーズがありますよね。
体内に入った食物繊維(繊維質)は、腸管を通過し、食べ物のカスを絡め取って
大便の量を増やし、排便すると云われています。

しかし、これは腸に特に問題がない人の話。
腸閉塞患者にとっての「消化に良い食事」とは、ちょっと意味が違います。

キッチンや浴槽の排水溝をイメージしてください。
判りやすいイメージ
新築や引っ越したばかりの頃は、何もしなくても最初はスムーズに流れますよね。
でも、年月が経つにつれ、掃除も何もしなかったら流れが悪くなっていった経験は
ありませんか?悪臭が漂ったり、ぬめりが出来るようになってしまった。
そして、ある日流れが詰まってしまい、逆流!
慌てて業者さんを呼ぶことになった…こんな経験はありませんか?

それが体内でも起こっているんです。

実は、この食物繊維には二種類あるんですよ。
文字通り、水に溶けてしまう「水溶性食物繊維」と、まったく水には溶けない
「不溶性食物繊維」です。

つまり、ワタシは生まれつき排水溝(腸管)が細いので、ゴミ(繊維質)が
詰まりやすい傾向にある。これは生まれつきのものなので自分ではどうしようもなく、
したがって食事時の詰まりやすそうなゴミ(繊維質)は極力避けるか、通過
しやすいように細かく裁断(よく噛む、すりおろす、裏ごしする)しなくては
ならないのです。

これを専門用語で…

低残渣食(ていざんさしょく)

と呼びます。
次回はその食材や料理法について、もう少し詳しく触れます。
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