ワタクシ的茶碗三杯・アラカルト

食と心のつながりについて描く、イラストエッセイBLOG

ワタシが高校生の頃、生まれて初めてやった
アルバイトはお蕎麦屋さんでした。
お店が近所にあったこと、お蕎麦が好きだったこと、
この2点で選びました。

毎週日曜日夕方になると、決まってお銚子2本と天ぷら、
シメに盛り蕎麦を注文される老紳士がいました。
当時のワタシは訳も分からず、ただ注文された通りの
品物を運ぶだけでしたが、成人してからやっとそれが
「粋な大人の酒の飲み方」だと知りました。

ハートランド

かつて、国分寺市恋ヶ窪に「きぬたや」という名店が
ありました。知る人ぞ知る名店です。

●きぬたや(2005年当時)
●手打ちそば きぬたや(2005年当時)

当時、蕎麦粉はご主人がすべて手動の石臼で挽き、
多くても、せいろは一日60枚程度しか出せなかったとのこと。
もちろん完全予約制。ごくごく限られた人しか食べられない
お蕎麦でした。テレビでも紹介されたそうですが、結局
対応しきれなかったそうで(飲食店にはよくありますね…)
多くのファンに惜しまれつつ、閉店してしまったとのこと。
それが2006年9月3日のことだったそうです。

2009年6月、その「きぬたや」が、西国分寺市で見事復活
されました。ワタシはお蕎麦が大好きで、一人ランチに
ふらりと立ち寄ることが多いのですが、残念ながら
これといった味に出会えず…。
蕎麦が水っぽかったり、麺つゆが辛過ぎたりしてね。

こだわりの頑固親父(笑)がやっている手打ち蕎麦には
憧れはあったけど、大人の聖域みたいなオーラを
感じてしまい、なかなか入りずらかったのですが
このたび蕎麦好きの友人に連れていって戴き、
「きぬたや」デビューとなりました。

↓2009年7月現在のお店の外観です。
外観
以前は手動の石臼を使っていたそうですが、現在では機械の
石臼になりました。予約制も廃止され、誰でも食べられるように。
が、機械になってもご主人曰く…

「機械と会話しながら」

粉を挽かれるそうです。うーむ、さすがこだわりの職人!

メニューは基本的に2品のみ。
左に記載されているのは、蕎麦粉の産地です。

メニュー

高校生の頃、もちろんお酒は飲めませんでしたが、
蕎麦屋で一杯♪というのは、ワタシにとって
憧れの大人の姿でした。わーいわーい、嬉しいな!
純米醸造「磯自慢」を戴きながら、お蕎麦を戴きました。

そばで一杯♪

ご主人はお蕎麦を4種類、出してくださいました。
さあ、どれが何だか分かるでしょうか?(笑)

そば4種類

写真左上より時計周りに(もしかしたら順番が間違ってるかも~)
●北海道キタワセ(ぼたんの次に登場した新品種)
●北海道鹿追町・ぼたん
●長野…の品種を聞き忘れてしまいました~
●福井坂井市・丸岡在来種

それぞれの産地から選ばれた蕎麦粉たち。
麺つゆも何もつけずに、まずはお蕎麦だけを
チュルチュル~と戴きました。食べ比べてみたら、
蕎麦粉の個性が感じられて面白かったです。
コシはあるけど、なめらかな味わいのもの、蕎麦の味が
濃いもの…あれが好きだこれも良いな~と云いながら
食べるのは楽しいです。量は少なめですが、いつまでも
口の中で味わっていたいお蕎麦でした。
また、麺つゆもかつお風味が最後にほのかに残り、
とても美味しかったです。

興味ある方がいらっしゃいましたら、是非どうぞ♪
お店のデータを記載しておきますね。

地図

■きぬたや■
住所:東京都国分寺市東元町3-19-34
電話:042-326-7399
営業時間:11:00~16:00
定休日:月、第1・第3火曜日
最寄り駅:国分寺・西国分寺より徒歩15分  
関連記事
スポンサーサイト
テーマ:うどん・そば - ジャンル:グルメ
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
Pass:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://syokuiku123.blog91.fc2.com/tb.php/281-f9b04e61
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック