ワタクシ的茶碗三杯・アラカルト

食と心のつながりについて描く、イラストエッセイBLOG

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イベントから、かーなーりー間が空いてしまいましたが…
(途中でケガしちゃったり何だかんだと忙しかったもので)

4月中旬に、東京・お台場で行われたトークイベント
「Niftyもったいナイト~食べ物編」に参加してきました。

「Niftyもったいナイト~食べ物編」とは、発起人であるライター・
松沢直樹氏の記事から始まったトークライブイベントです。
●4・17@Nifty「もったいナイト」ライブレポ

イベントの模様は、ニフティさんが写真入りで大変詳しく
記載してくださっているので、こちらをご覧ください。
●“もったいない”を考えよう!「もったいナイト~食べ物編」ライブレポート

当BLOGでは、このイベントに参加してみての個人的な感想を
記したいと思います。

もったいない!

ワタシが日本の自給率の低さを知ったのは、2007年春のこと。
食育インストラクターの勉強をしている時でした。

日本は、食品の6割を海外からの輸入に頼っているのに、

まだ食べられる食品の半分以上を廃棄処分してしまうという、

残飯世界一の国です。


それは、

国民一人につき年間25キログラムを廃棄

している計算になるそうです。

まさに、便利さを追求した社会が生んだ、

ゆがみではないでしょうか。


ワタシも食べ物の話題は好きですし、メディアでは毎日のように
「やれグルメだ、新商品だ」と情報をガンガン流しています。

しかし、それがあまりにも毎日のことなので、感覚がだんだん
麻痺してきたのか、目の前に大量の食品が溢れかえっていることが
当たり前だと思うようになり、廃棄処分される映像を見ても
「ああ、もったいない!」と思いつつも、個人の力ではどうしようもない…

初めから半ばあきらめている自分がいました…。

おにぎり

そこへ目の前で、問題に風穴が

開けられたのです!


ワタシは頭から氷水をぶっかけられたような、ショックを受けました。
まるで「目を覚ましなさい」と云われているかのような…

賞味期限切れ食品が大量に廃棄処分される現状を
自分は知っているのに、見て見ぬフリをするのか?
新鮮な材料で料理を作って、食べて、ああ美味しかった…
自分だけ美味しい思いをすればいいのか?
ワタシは消費者の一人にすぎないけれど、自分にも
探せば何か一つくらい出来ることがあるのではないか?

そんなふうに考え始めたら、いてもたってもいられなくなり、
まずはイベントに参加する決心をしました。
参加してみて分かったのは、丹精込めて作られた食材が
無残に廃棄処分される現状に、消費者はもちろん、
外食企業や個人の飲食店、行政等…所属する組織は
違えども、みんなが「もったいない!」という共通認識を
持っていること。

特に、期限切れ食材や弁当が最も多く出るのは、
コンビニやホテルの宴会場(パーティー、バイキング)や
結婚式場なのだそうです。

可燃ゴミの半分を占めるのはこうした生ゴミ。
(ちなみに生ゴミ処理機は高価なので、あまり普及して
いないそうです)
これを減らせるようになれば、たとえば行政が負担する
生ゴミ処理費が減る、期限切れ弁当を生活保護や低収入、
派遣切りにあった人々に提供できる(試算だと月2万円分
相当)等の方法が考えられるのだとか。

各種ケーキ

ただ、最も恐れられているのは

「衛生事故」なのだそうです。


これは実話だと紹介されたのですが…
真夏に、スーパーでパック詰めのお寿司を買ったお客様が
いらっしゃったそうです。しかし、その後こともあろうに
閉めきった自動車の中にそれを置いてしまい、2時間ほど
経ってから食べたらお腹を壊した、というクレームが
あったとのこと。対応した担当者が「それは無理も
ないですよ」と答えたら、このお客様、何て答えたと
思います?

「何故ですか!」

ハム

お客様はお店を選べるけれど、お店はお客様を選べない。
お世辞にもモラルがあるとは思えないお客様に対しても
お店は対応しなくてはならず、そんなリスクを負うなら
見切品は廃棄処分してしまった方が良いのではないか、
と、考える企業も少なくないのだそうです。

他には個人的に最も興味深かったのは…

「ワケあり」は消費者に人気が高いのに、

「見切り品」は人気がないこと。


今後の情報開示が大きな鍵を握るような印象を持ちました。

他にも、飲食業界に古くからある体質や暗黙の了解的な
ルールが存在すること等、食品の裏側には、消費者には
見えない闇の部分が多く存在するのだと知りました。
どうやって打破していこうか、みんなが手探りしている状態ですね。

最後に、ワタシたち消費者が一人一人できることの
具体例をイラスト化してみました。

ワタシたちにできること

声に出して、もっと言っても良いんだ!

と感じました。


たとえば、何か食べられない食材がありましたら、
下手に手をつけて残さずに、初めから手を付けない、
もしくは食べられない旨をお店側に告げてほしいそうです。
注文する時に、料理のサイズが分からなければ店員さんに尋ねる。

また、最近では、持ち帰り用として「ドギーバッグ」が登場しました。
飲食店側から食べ残しを「持ち帰りますか?」と聞けないことも
多いそうですので、こういうモノを使ってみるのも方法の一つかと
思います。

●レストランで食べ切れなかったお料理を賢く持ち帰りましょう!DOGGY BAG(ドギーバッグ)
●MOTTAINAI ドギーバッグ

ドギーバッグ

海の向こうにいる、知らない国の子どもたちの飢餓は、
自分の目で確認しない限り、ピンとこないかもしれません。

でも、あなたの息子さんや娘さん。お孫さん、さらにひ孫さん。
愛する人々が、この先何も食べられなくなったとしたら…???
そんなふうに置き換えてみたら、この問題がぐっと身近に
感じられるのではないでしょうか。

ワタシは思います。

もったいない精神は、日本人の美学なのだと。 
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コメント
見切り品らぶ♪
えっと…見切り品大好きです。
ちなみにさっき生協で買った商品の2/3は見切り品40%オフ商品~♪
2009/05/08(金) 14:31:23 | URL | マリ #- [ 編集 ]

子育て中の親が、子供んい
「もったいない」という言葉を教えること、
それができるだけ早い方がいいと、
言う人がいます。

なかなか言えない時代もあったとは思うけど、
今は、
声を大にして言いたいですね。

そして、言える大人にならねばならないわよね。

いいイベントに参加されましたね。
私も行きたかったのですが、
夜の会合、やはり無理でした。

だから、よけいに、ゆう子さんが行ってくださって良かったわ。
また、いつか、そのお話もさらに詳しく聞かせてください。
これがさらに広がることを期待してます~~

でも、最近の私は、
もったいない~~と言いながら、
食べ過ぎのこの頃だなぁ~^。(笑)
2009/05/08(金) 14:59:17 | URL | makikoko。 #- [ 編集 ]
わあ、安いです(笑)
>マリ さん
ワタシも見切り品はよく買うんですよ♪

でも、イベントでの説明によると、見切り品は
(特に、お惣菜やお弁当)は、あまり人気がない
そうなんです。たとえば、全国にコンビニは
約4万店あり、値引販売しにくい事情がある
そうです。それがある時間に達した時点で、
一斉に賞味期限切れ弁当をゴミに出す…
となれば、スゴイ量になるんだな~と知りました。

見切り品は、家畜用エサにもリサイクルされて
いるそうですが、地道に、廃棄処分の量を
減らす協力ができればと思ってます~。
2009/05/09(土) 09:27:36 | URL | ゆうこ #- [ 編集 ]
本当にその通りですね
>makikoko。 さん
イベント参加者は少なかったのですが、志が
同じ人々が集まる、貴重な場となりました。
食品業界ではタブーの話題も多いそうなのですが、
やっぱり直接口に入るものだし、何よりも安心安全で、
みんながきちんと食べられる社会でありたいですね。

ワタシも好きなので、ついつい料理を作り過ぎて
しまったり、食材を溜め込んでしまうので、もっと
無駄なく使いきるようにしないといけないな~と
感じました(苦笑)。
2009/05/09(土) 09:34:21 | URL | ゆうこ #- [ 編集 ]
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